安定性は保証できない
幅広のベースでも、背が高い部分や重い上部によって重心が底面の範囲外に移れば、倒れることがあります。
対処法
安定性が重要な場合は、オブジェクト全体のバランスを評価し、実物の試作品でテストします。
モデルのベースの基本
ベースとは、3Dオブジェクトの下や周囲に配置し、安定した土台、展示台、取り付け面を設けるための形状です。ベースを追加するとモデル自体が変わります。印刷用サポートやスライサーのブリムを有効にすることとは、必ずしも同じではありません。
3Dモデルにベースを追加するとは、デザインの一部となる土台を作成または取り付けることです。以下の関連ガイドでは、このモデリング上の判断と、その後の手順を分けて説明します。
基本的な考え方はシンプルですが、使える操作はモデリングソフトによって異なります。ベースを定め、オブジェクトを配置し、接続部分を確認します。
丸い台座、長方形の台座、形状に合わせた土台のうち、オブジェクトの用途に合うものを選びます。展示品ならラベル用のスペースが、取り付ける部品なら周囲の部品との間隔が必要になる場合があります。
オブジェクトの最も低い接触予定位置の下にベースを合わせます。2つの形状を1つの一体物として印刷したり動かしたりする必要がある場合は、画面上で単に接しているだけでなく、重なって結合されていることを確認します。
下側から、隙間、浮いている細部、意図しない張り出しがないか確認します。印刷する場合は、書き出したモデルをスライサーでも確認してください。見た目のデザインとツールパスは、別々に確認する必要があります。
モデルに追加したベースはオブジェクトの設置面積や見せ方を変えられますが、その形状だけで印刷可能性や安定性を保証することはできません。
幅広のベースでも、背が高い部分や重い上部によって重心が底面の範囲外に移れば、倒れることがあります。
対処法
安定性が重要な場合は、オブジェクト全体のバランスを評価し、実物の試作品でテストします。
ベースはデザインの下に配置されます。一方、サポートはほかの場所にあるオーバーハング部分を支え、印刷後に取り外すことがあります。
回避策
スライサーでモデルを確認し、サポート、ブリム、ラフトが必要かどうかをそれぞれ判断してください。
台座を追加しても、穴が自動的に塞がったり、内部の面が削除されたり、分離したパーツが水密になったりするわけではありません。
回避策
メッシュを検査し、必要なパーツが印刷可能な有効な立体を形成していることを確認してください。
オンラインのモデリングツールには、特定のファイル向けのベース追加コマンド、インポート機能、エクスポート形式がない場合があります。
回避策
ワークフローを決める前に、利用先で現在使える操作と対応ファイルを確認してください。
3Dモデルにベースを追加する理由は、デザインをエディターから出した後の用途によって異なります。以下の比較は設計上の目的を示すものであり、特定のツールの機能を保証するものではありません。
主な利用者
展示用モデル
ミニチュアの塗装者、造形作家、製品ビジュアライザー
機能部品
試作品の製作者、修理部品の設計者、治具の製作者
主な目的
展示用モデル
オブジェクトを意図した形で見せる
機能部品
明確な取り付け面または接触面を設ける
設置面積の決定
展示用モデル
対象物の周囲に余白を確保しながら、見た目のバランスを取る
機能部品
設置場所や隣接する部品に合うようにする
接合部の確認
展示用モデル
対象物が台座にしっかり載っているように見せる
機能部品
想定される取り扱いに接合部が耐えられるか確認する
細部の優先順位
展示用モデル
エッジ、表面の質感、見た目の比率を考慮する
機能部品
クリアランス、作業時のアクセス、荷重の方向を考慮する
最終確認
展示用モデル
複数の角度からシルエットを確認する
機能部品
寸法、メッシュの整合性、実物との適合を確認する
Addbase3dmodelは、3D制作ワークスペースへの入り口です。まず展示用の台座、取り付け面、プリントベッドへの定着のどれが必要かを決め、移動先で現在利用できるモデリング機能とファイル形式を確認してください。
3D制作を始めるオブジェクトの設計の一部として、その下や周囲に土台となる形状を配置することです。ベースは展示用の台座、より広い接地面、取り付け用の構造などになります。形状やオブジェクトとの接続方法は、用途に合わせる必要があります。
いいえ。モデルに組み込んだベースは、設計から削除しない限り、完成品の一部として残ります。一方、造形用のサポート材は通常、製作中に張り出した部分を支えるために生成され、後で取り除かれます。
いいえ。すでに適切な接地面があるオブジェクトには、形状を追加しても利点がない場合があります。展示、取り付け、接地面の拡大など、明確な目的がある場合にベースを追加してください。
ベースを追加するだけでは不十分です。使用するプリンターや材料に合わせて、スケール、メッシュの整合性、壁の厚さ、配置方向、サポート材の必要性も確認する必要があります。プリント前に、エクスポートしたファイルをスライサーで確認してください。
必要な形状を作成・編集でき、使用予定のファイルに対応しているか確認してください。一体でプリントできるモデルが必要なら、重なり合う形状をどう結合するか、エクスポートされるモデルに何が含まれるかを確かめましょう。プレビューだけで最終的なメッシュを確認できたと思い込まないでください。